身近なもの、こだわってみる。

どうも皆様こんにちは。
坂井建築事務所内にて、一人だけPCの沼に足を突っ込んでしまっている坂井達哉です。

今日はそうですね、趣味全開の工務店らしからぬ内容を少しマニアックに書かせていただこうかと思います。
伝わらない言葉があるかもしれませんがお許しください。

職業柄、今後も含めてもう離れることがないんじゃないかと思われるPC。
事務所内においても、買うときは少しだけこだわったりをこれまでもしておりました。
気が付けば、事務所のＰＣ全部で10台ありますが、メーカー物がノートＰＣ（内3台）ぐらいしかなくなりました。

そんな私、昨年からもっぱらキーボードを改めて研究しておりまして。
メンブレン・パンタグラフ・メカニカルと色々購入してみたりしておりました。
やはり一番使うところですので、今後も含めてしっておく必要があるなと。

1000円も出せばとりあえずキーボードって買えます。
機能も業務的には必要十分です。
でもそこに１万円以上だしてみる。　出す価値は本当にあるのか。
あくまで業務での使用において。

正直1000円のものでも困ってはおりません。（ただ長くても２年で壊れてます）
ゲーム使用のような反応速度とか、ぴかぴか光ってかっこ良いとかカチャカチャ音がかっこよいとか、そういった特別個性を出すものについては、高価になるものなんとなくわかります。
（私も自宅で使ってます）
でも、そういった機能、業務には必要ないんですよね。

私は光らない方が良いし、カチャカチャは言わない方が静かで良いし、反応速度とか正直どうでもよい。文字ちゃんと打てたら正直それで良い。

要望でいうと、入力という本来の機能に特化したもの、かつ業務で使うというところに特化したものが良いなと。

で、いろいろ見ようと梅田のヨドバシカメラで２時間ぐらいずーっとキーボードをポチポチしに行ったりしておりました。

そしてたどり着いたと言いますか、かねてより憧れていたキーボードがありまして。
「いつかは〇〇」
まるで某車のようですが、本当にそんな想いを馳せていたものがありまして。

でもなー、高いしなー・・・・
「高いしなー？　え？高いのか？ん？何をもって高いんだ？」
とふと疑問をもったわけです。

イニシャルコスト　は　確かに高い。
コストパフォーマンス　は、、、、あれ？　ん？
使える年数と、もし使用感が良ければ、、質のわりに高くない。

もしかして、良質かつ手頃なんじゃないのか。
そう、静電容量無接点方式の彼。

ってことで色々と情報も集め、展示品を触りに行き、長年使ってる友人にも聞き、
YOUTUBE見まくり、最近誕生日だったし、ここは自分へのプレゼントという買う理由も作り、

先日思い切って買い、ついに届きました。

そう「東ﾌﾟﾚ　REALFORCE」

想像より重い。（動かさないから別に良いです。）
でもなんか重さが、金額を納得させてくれました。なんとなく･･･気持ち的に。
そして無骨な感じがとても好きです。

まだ数日しか触ってませんが、手が慣れてきたぐらいからめちゃくちゃ打ちやすいです。

「なんだこれ？」　これ同じキーボードか！？　とまでは正直いきませんが
文字を打つって意味では、もう次の文章なくても何か打ってしまおうかってぐらいには好きです。

なんかね、その考え方？開発の思いとはさすがに詳しく知りませんが、小指周辺のキーが「力が入らないだろ？」と少し軽くしてあったりとか（型番による）、キーの角度、これが他のより私は押やすいなと思ったり、評判どおり静かで打ち心地も気持ちよい。

本当に、考えられて作っているんだなとひしひしと感じました。
やはり当初開発した人はめちゃめちゃ入力作業をしてた人なんでしょうか。
その方がたが自分たちが欲しかったものを追及してつくったのか、なんなのか、とても素敵なキーボードです。

ツボがわかってて、かつ余計な事してないといった感じです。

「ものをつくる」
シンプルにこういうことだなって思いました。

ちょっとのことを、考えて取り組む、なんかそういうのが価値であって意味なのかなと。
などとキーボード触りながら一人想いにふけった昨日の夜です。

必要以上の高級と感じるものにはあまり興味わきませんが、質が本当に良いと感じるもの、良質なものというのはとても心に刺さります。

それが家であれ、暮らしであれ、素材であれ、機器であれ。

買わない自分に後悔しなくて良かったと思ったことを伝えたくて書いた
坂井の2022年最後のブログでした。

もしPCや周辺機器が好きな方いましたらぜひお話ししましょう。
色々教えていただけると嬉しいです！

※　事務所入り口横のpcが私の席です。
キーボード気になると思った方はどうぞ触ってみてくださいね。
（散らかっていたらすみません💦）