火のある暮らし、なんか色々なところで聞いたころある言葉ですね。
こんにちは。
坂井建築が主催?の薪友の会 事務局員的な坂井達哉です。
薪友の会? えぇ、薪ストーブを付けさせていただいたOB様たちの集まりです。
色々な情報や、薪集めの情報共有などを主に行っております。
※時に活発、時にゆるやかです。
そんな薪友の会の方と、これから薪ストーブを検討してる方、
そんな皆さんが集まってお話ができる機会の一つが、毎年1月に開催している
「薪ストーブ勉強会」です。
薪ストーブ勉強会、改めてちょっと詳しく内容お伝えしようかと思います。
薪ストーブを使って、火のある暮らしを。
言葉は簡単で、とてもよく聞こえますが、実際は大変なこともたくさんあります。
ちゃんと知って、暮らしを選ばないといけません。
薪ストーブは、ご存じの通り木を燃やすことで暖を取ります。
じゃあその木はどうするの?
買うの? どこから? どの状態で買うの?
長い木のまま? 玉切? 割った未乾燥薪? すぐ使える乾燥薪?
それとも、自身で集めるの? どうやって?
道具何が必要なの? どうやって扱うの?
ざっと、簡単に思いつく質問並べましたが、こういったところを知らずに憧れだけで薪ストーブを検討するのはとても危ういと思います。
良いこともあれば悪いこともある。
それを実際に火のある暮らしをおくる方に来ていただいて、実体験など共有してもらうのが「薪ストーブ勉強会」です。
内容の一部、ご案内します。
①薪を集めるための道具の使い方。
山から、木を取ることもしばしば、使う道具は危険を伴うものもあります。
ここで一度プロと一緒に道具を使ってもらいます。
そして、ちゃんと必要なメンテナンスも!
道具を知るということは、作業の安全にも効率にもとても重要なことなんです。本当に。
もちろん、実際に薪割りも体験してもらいます。
薪ストーブで暮らすには、大量の薪が必要なため、坂井建築では、ある程度ご自身で集めてもらう前提でいます。
※来客しか着けないなどなら、良いですが、暮らしで使うとなると、、、すべて買うと薪代がとてもかかります。
こういったことをして、薪を集めないといけないですよ!
こういったのを含めて、火のある暮らしなんです。 ライフワークの一つに「火」が入り込むんです。
それを薪ストーブを付ける前に知ってもらいたい。
そして、薪の集めの道具を知ったところで、薪ストーブ本体のことや、暮らしのことをお話しさせてもらっています。
②薪ストーブの仕組み、扱い方
・薪ストーブって本当に危険なの? 何が危険といわれるの?
・薪ストーブの種類
・煙突の温度など
・必要なメンテナンス
などなど、危険を知ることで、薪ストーブの扱い方も深まります。
そして、これらは先にちゃんと知っておかないといけない情報だと思ってます。
そんなこんなで時間もたち、あとは
③薪ストーブのある暮らし
・工夫
・苦労
・実体験
・暮らしの感想 などなど
・質問(坂井建築・ストーブ屋さん・OBさんたちへ向けて)
・情報共有
などを行います。
一昨年前の勉強会だったかで、OBさんからのお話で
「薪集め(薪割り)については正直、めちゃくちゃ大変です。なんならもうやりたくないなとも思いながら通年やってる。
そして冬が来て、薪ストーブに火をくべて、火をみてたら、なんだか許せる。やってよかったなって、また家づくりをするなら?もちろん薪ストーブいれますよ(笑)」
「家族みんなでやる!と思ってたけど、気が付いたら自分一人しか動いてなかったです」
「山をみたら薪に見えるようになってました」
など、実際にどう感じているか。 など一番本当の話が聞けます。
良いことばかりじゃありません。 でも良さを見つけられる方にはおすすめします。
なにより、本当に暖かさが素敵だと、心から思っています。
今の薪ストーブは進化も進み、燃焼回数もふえ、環境的にもとても優れたものになっています。
ただ、理解の具合や、実際に多少出る煙突からの匂いなどで近隣の方に受け入れないことも多くあります。
※ここでは詳しくは書きません。ご了承ください。
OBさんたちはどうだったんだろう、どうやって解決したんだろう。
これから薪ストーブ検討するにあたって、どんなことが考えられるだろう。
などを、直接聞ける機会とさせてもらっています。
ね。
そして、ほぼ必ず最後は薪(木)の調達ルートの話になります。
どこで木をもらってる? 買うならどこがよい? などなど。
薪ナンパ とう素敵な言葉も生まれました。
薪集めって、人と人とのつながりなんです。
近隣に山が多いか方は山からとか、造園屋さんでもらうとか、公園の剪定などで出た木をもらってるとか
ここに連絡したらたまに木があるとか、
地域もそう、色々な方法でみなさん木を集めてます。
その中の一つが、そう、初めにでていた「薪友の会」です。
活動不定期な会なのですが、今年はお一人から、「木、もらえます!」の情報いただき、久々に薪取行ってました!
公園の木を切ったものだそうです。
皆でチェーンソーと人力を駆使しながらの作業となりました。
集まって、一斉に作業は楽しいものです!
薪に使える木あります!の一言で、チェーンソーやら斧やらもって、集まってくる方々。
頼もしすぎる。
「薪を求めてたのもありますが、こういう作業をみんなでする時間を求めてただけかもしれない」
火のある暮らしのライフワークの一環ですが、なんかすごく良い大人の遊びだなって感じもしました。
でもそうなんですよね、やってることは一般的にみて非日常ですしね。
何より、私も少し参加してきて楽しかったです。チェーンソー久々でしたし。
といった、木と薪とストーブに関すること、思うままに書いてみました。
薪ストーブ、もっと皆さんに知ってもらえたら良いなと思っています。
メリットもデメリットも楽しいのも大変なのも。
さて、じゃぁ少し薪わってこよっと。
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