いつか家を建てるなら、古民家のような家がいいと思っていました。
漠然としたイメージだけで、特別に木にこだわりがあったわけではありませんが、今思うと、古民家を何百年も支えるたくさんの木のぬくもりのようなものが、イメージの中にあった気がします。
外壁の色やベランダの焼き杉、玄関まわり、1階趣味室にはこだわりました。
その他は社長さんのこだわりに、私たちが同調した感じですが(笑)、
誰がどこにいても声が聞こえ、子ども達が家中をぐるぐると回遊できるつくりは、とても気に入っています。
とにかく快適です。
暖かくて、こたつなしで過ごせる冬、最高です。夏も風が良く通り、エアコンの出番も少ないです。
快適なので家で過ごす時間が多くなりました。
また、薪割りをしたり薪を運んだり、薪棚を作ったり、そういう時間を、家族みんなで過ごせることがとても嬉しいです。
寒い時期、裸足で歩いてもひんやりしないし、梅雨の時期でもべたべたしない。
季節によって木の状態が変化し、私たちが快適に暮らせるように見守ってくれている感じがします。
また、年数がたつごとに変化し、木も呼吸し、私たちと一緒に生きているんだなと感じます。
一緒に素敵に歳を重ねていきたいです。