日々・・・

「どんな服を着て暮らそう」
身に着けるもは自然なものがいい
「どんな家で」
私たちだけの家
「どんな素材に囲まれて」
木と土。

手間をかけて、コツコツと、丁寧に。
心が豊かであれるよう、暮らしを紡ぎつづけたいです。

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〝土壁〟と〝化粧垂木〟の家で暮らしたい。
思い描く暮らしのイメージを練ってきたご夫婦の希望は明確で、揺るぎないものでした。

必要なものと不必要なもの。
どう過ごしたいかを話し合った結果、脱衣所から仕切りはなくなり、
洗面台は寝室の一角に据えました。

トイレの扉でさえ、本当に必要かを真剣に話し合いました。

「まだまだ未完成でかまわない。作りながら暮らしたいから」
その想いを基に、今も尚、暮らすことで家づくりが続く家が出来ました。

２０２０年＿地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫＿奨励賞受賞