似合う色

こんにちは。

この時期だけ「スギ」と「ヒノキ」が怖い、花粉症歴25年の惣坊です。

ということで、最近は現実逃避してある本を読んでます。それがこちら。ルイス・バラガンの建築集です。

 

 

バラガンはメキシコの建築家さんで、建物の見え方や光の入り方に並々ならぬこだわりを持つあまり、せっかくたてた壁を何度も壊しては作りなおし、引渡しまでにはいつも数年を要したそうです。

さすが、建物の線や光のあたり方が美しくて写真を見るだけでワクワク、ドキドキします。ぜひとも本物が見てみたい！

 

そしてこのピンク！日本で街中に突然現れたら、「あっピンク好きな人が建てた家なのかな？」とちょっと驚きますよね。でも、メキシコの街にはこのピンクがしっくりくるんだそうです。なぜなら、このピンクはメキシコで広く愛されるブーゲンビリアの色と一緒なのだそうです。

そして、他にも赤、黄、青などビビッドな色を意のままに操るバラガンですが、緑は使わなかったそうです。それは、メキシコには緑があふれているから。緑ではなく緑に映える色を使ったのだそうです。なるほど。

 

メキシコにこのピンクが似合うように、その土地土地にはその風土にあった色や素材がありますよね。そして、そこに住む人が持っている空気感。改めてそんなことを大事にしたいなと思わせてもらえた本でした。

 

少し話は変わりますが、坂井建築事務所では毎月第1、第3土曜日に家づくり勉強会を実施しています。ここでは当社が考える「豊かな暮らし」についてもお話しさせていただいています。自分たちらしいお家を建てるには、自分たちの家に対する思いと相性のよい会社で家を建てるというのも大事な要素かなと思います。

無料のzoom勉強会ですので、よろしければお気軽にご参加くださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

いつかブーゲンビリアが大きく育つ土地に住んでみたい惣坊でした。