古民家再生工事 石編

工務部の谷です。

せっかくなんで前回からのシリーズで頑張ってみようと思います!!

前回は古民家の屋根「瓦」を紹介しました。

今回は「石」を少し

 

今回のお宅、いくつもの「石」の仕事があります。

古民家をさわる機会が多い私ですが

「石」はどっちかって言うと『今までありがとう』とその役目を終えたり

隠れてしまったりする事が多いです。

そんな中今回は元々土間に鎮座していた御影の沓脱石を場所を変えた新しい玄関にもってくると!

ただ問題はその大きさ!!

はい!分かりにくい!!(全体のビフォーアフターは完全に完成してからお披露目とさせて下さい!)

この積まれてるやつの下の御影石です。

では一体どんな大きさ?その重さは??

まず大きさ ここから見て左面が最終的に上面になりますがその奥行が約35cm。そして今上に見えてる面が高さにあたりこれも約35cm

そして長さが約180cm。。。でかっ!

そして皆さんご存じの石の重量の計算ですが体積(m×m×m)に御影の比重2700kg/m3 を掛けますね!

え、、、595kg!!?? 石すご!

そうなんです。これで約600kgあるんです。。すごいですね。しかし次は納まりの関係で見えるのは高さで15cmほど。。

なので今回もったいないですが埋まってしまうならその重量少しでも減らしたいので、、「石工さん」に割ってもらう事にしました!

 

こんな石どうやって割るの??

 

まずは割りたい位置を出して両面に穴を開けます

 

 

で次にこの道具 「セリ矢」 を使います。(今回の為に新調してくれはったのでピカピカ)

 

 

開けた穴にセリ矢を打ち込んで内側から圧力をかけて石を割る!と!

 

 

様子を見ながら一個ずつ打ち込んでいきます。リズムよく、少しずつ!

 

すると

音が変わり、石がピシピシ音を出して、亀裂が繋がり、、

 

 

見事に割れました!!

石も木材と同じで「目」があります。この「目」の入り方によっては思うように割れません。

そんな事も含めて見極めて施工していく  「職人」  ですねぇ!!

 

割れて軽くなった石、それでも約340kg

 

最終的にどんな場所にどう納まっているのでしょうか!

またご報告しまーす!!